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レーザーレーダーとカメラのコラボ、ダイハツも採用!

やりましたねダイハツ。スマアシⅡ。

 

carview.yahoo.co.jp

 

今までのレーザーレーダー単体に加え、カメラを追加することで、

衝突回避支援ブレーキ機能の作動速度を約4~50km/hに拡大、更には対歩行者衝突警報機能や車線逸脱警報機能を追加」

しかもお値打ち、64800円のエクストラで手に入るとはスゴイです。

トヨタのSafety sense Cとよく似た構成で、衝突被害の大きい軽に搭載したことが大きなトピックスかと。

この衝突軽減ブレーキ、ほぼすべてのメーカーが用意しているのですが、その性能も千差万別。宣伝方法にも問題があるように思います。

これまで、軽に採用されてきたシステムは、レーザーレーダー単体で、メーカー公称20km/h~30km/h以下で作動するものだったんですね。しかも、あくまで衝突軽減であり、「止まれる」保証はない。これは「こういうもの」なので、システム自体をどうこう言う問題ではないんです。

ただ、CMなどを見ると、「止まれる」錯覚を起こすものが多いように思います。

(もちろん、CMの最後に注意書きや注意コメントを流してはいますが、ほとんどの場合見てない、聞いてないでしょう)

妻に30km/h以下でしか機能しないことを話すと、

「ええええ~! 止まれるって言ってるし。普段走ってる速度じゃ意味ないじゃん・・・」

とかなり驚いてました。確かに、通常走行での速度域では作動しない、すなわち、現在のシステムでは作動可能なシチュエーションが限られすぎているんです。

そういう意味では、作動速度域が50km/hまで引き上げられたことで、通常走行の速度でもちゃんと作動するシステムになった、作動するシチュエーションが広がった、と歓迎できるのではないかと思います。

しかし、このカメラ+レーザーレーダーの組み合わせ、今のところ最も費用対効果が大きいシステムかもしれませんね。

今後の展開に注目です。

 

 

ダイハツムーヴ&タント (SAN-EI MOOK Kカースペシャルドレスアップガイド 3)

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