ステップワゴンは分かるんです。ダウンサイジングターボ。
ダウンサイジングは時代の潮流なので歓迎なのですが、いまひとつ納得できないものがあります。
最初に断っておきますが、今日は全くオチのない話です(-。-;
先月、2代目オーリスがビッグマイナーチェンジしました。
その目玉が、1.2リッターのダウンサイジングターボ搭載です。
1.2リッターターボは116PS、18.9kg・mで、1.8リッタークラスの性能を発揮、燃費は1.5リッタークラスと同等(19.4km/L)と、性能自体は試乗レポートを見てもなかなか良いものだと思います。ただ、ひとつ疑問が。
1.8リッタークラスの1.2リッターをラインナップしておきながら、1.8リッターもラインナップに残しているのはなぜ?
自動車評論家の渡辺陽一郎さんもちょっとだけ触れています。
「1.5/1.8リッターを廃止して全て1.2リッターターボとするのが合理的だろう」
はい、その通りだと思います。でも肝心なその理由には触れず。
「そこを突っ込むのが評論家の仕事だろ!」
という突っ込みはさておいて、本当に疑問。1.8リッターのスペックを見ると、MT車のRSは1.2Tと同じくハイオク仕様で144PSの18.4kg•m。まぁ、1.2Tよりは高回転仕様なのでそういうモンだという理解はできます。問題はCVTの180S というグレード。
1.8リッター143 PS 17.6 kg•mのレギュラー仕様。恐らく実用燃費は1.2Tと同じくらいでしょう。しかも、車体価格はサスペンション形式とか違いはあるものの、装備はほぼ同じで20万程安価。1.2Tは税金が安いけどそれ程インパクトは無し。
ますます不思議。なんで1.2T一本で味付け変えるとかMT設定とかできなかった?
ダウンサイジングターボに付加価値付けて売る?イヤイヤ(ーー;)
それはムリでしょ。120Tの価格にあと5万足せばゴルフ買えますよ?
加えて1.5リッターは変化なし。
「カローラに載せたアトキンソンサイクルがあるんですが〜」
リッター23kmはムリでも20kmくらいには....
いまひとつ、グレード体系が理解できません。ステップワゴンみたいに分かりやすくできなかったのか、というなんともオチないお話でした。